<戻る

倶知安の菅原さんから送られてきた昆布岳の春山の様子です。私も以前に名無川から登りましたが、北面は急峻で、木々につかまりながら上りきった記憶があります。

昆布岳(ニセコ町) 


西條様

 おはようございます。倶知安町の菅原康二です。

先日お知らせしましたとおり、一昨日昆布岳に登ってきました。小生の生まれ育った昆布町の南東に位置する山で、幼い頃から毎日朝夕眺めていた山でした。はじめて登ったのは10年ほど前、豊浦から夏ニセコ側の林道に車を停める道をたどりました。

 その後積雪期のスキー登山を考え、6年ほど前古いガイド本をたよりに登ってみましたが、山頂からの眺望が素晴らしかったこともあり毎年春の恒例となっていました。

 昨年はちょっと休んだも菅原氏と西昆布岳のの、今回2年ぶりとなる積雪期登山です。登山口に到着した時点では曇っていましたが、その雲もやや薄いように感じられこれからの好天を期待できそうです。その予想通り、登るにしたがい時折昆布岳の山頂が木々の間から、またガスの中から姿を現します。

昆布岳頂上にて 山頂へはお昼過ぎに到着、羊蹄山をはじめニセコ連峰など北側は素晴らしい眺望が広がり、一方南側は雲海となっていました。 眺望を充分に楽しみながら昼食をとり、その後下山にかかります。この山は標高が低いため潅木が多く、また斜度もあまりないので下山の際昆布岳東面を滑るのスキーをたのしむことはあまりできませんが、山頂付近だけは例外、連れの2人が豪快にシュプールをきってニセコ連峰に向かって滑り降ります。

 ここを過ぎるとあとは斜度もなく、また展望もきかない林の中をゆっくりと1時間ほど滑り降りて到着です。時折スノーモービルの北尾根を下降騒音が耳について残念でしたが、それを上回る羊蹄山、ニセコ連峰の眺望を堪能した1日でした。それでは。

 


地図がガイドの山歩き・無雪期の昆布岳

<最初へ戻る