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    留辺蕊/丸山(768.9m)

丸山は意外に小高く登高欲がそそられる

  1/25000地形図「

中腹からは樺類の樹林帯となる

道路の途中に車を置く

北見富士を始め国道39号線周辺の眺めが良い

  岩山を登り終えた総勢16名(車8台)は石北峠を越えて一路留辺蕊町を目指す。途中、武華トンネル手前からは岩山の姿を確認することができる。峠を越えると車窓からは北見国道の“貴婦人”とも言うべき、北見富士の端正な姿が楽しめる。北見富士を過ぎて、右手に丸山が見えるようになると、入山口である留辺蕊町・厚和地区である。目指す丸山は意外に小高く登高欲がそそられる感じである。林道へ入ると、山はさらに大きく見上げるような姿で迫ってくる。熊ぷ〜さんの話では、付近の人から聞いたところによると、地元の学校ではこの山への登山遠足をしていたとのことである。地元にとってはごく身近な存在なのかもしれない。

  林道の途中から丸山へ向かう集材路があり、その起点が登山口である。林道に車を置き、集材路へ入るが、草木が生い茂っていて現在はほとんど使われていないようだ。遠くでシカの鳴き声が聞こえる。また、乾いた銃声も聞かれ、狩猟解禁のこの時期、我々登山者も注意が必要だ。途中からは集材路跡も消えて藪漕ぎとなる。麓は針葉樹林帯であり、笹薮は下草程度と、どこでも歩ける感じである。台風の被害が比較的少なかったと言われている道東ではあるが、やはり今年のものと思われる、大木が横たわった光景も見られる。中腹からは樺類の樹林帯となるが、背の低い笹薮であり密度も薄く登りやすい。ルートは頂上へ向かって急斜面を直線状に登って行く。短いながらもかなりの急登で息が切れるが、登り切った満足感は何にも代えがたいものがある。先鋒状の頂上からの見晴らしは良く、まるで独立峰にいるかのようである。特に北見富士を始め国道39号線周辺の眺めが素晴らしい。

“丸山”の山名は多く、地形図上に登場する“丸山”は道内だけでも60山以上を数える。ただし、山名から受ける印象とは裏腹で、意外に展望の良い山が多いようである。(2004.10.31) 

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【参考コースタイム】 丸山登山口(集材路起点) 9:55 → 丸山頂上 10:40、〃発 11:15 → 丸山登山口(集材路起点) 11:40 (1時間45分)

メンバー】熊ぷ〜さん、エル、EIZI@名寄さん、Oginoさん、Inoueさん、北見山岳会の皆さん、saijyo、チロロ2、チロロ3(旧姓naga)

 

写真

藪斜面を登る総勢16名

丸山頂上にて

頂上から見た北見富士方面

 

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