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倶知安の菅原さんから、大黒山の情報が送られてきましたので、掲載させて頂きました!

大黒(仁木町) 


西條様
 

 こんにちは。倶知安町の菅原です。

 先日お知らせしたとおり、仁木の大黒山に登ってきました。昨年の銀山同様、ニセコや羊蹄山に登ったときに望まれる気になっていた山です(写真は去年の銀山から1)。当然、反対に展望も期待できそうです。

 この山に入るには、フルーツ街道からの枝道をなるべく奥まで入り、そこから尾根通しに行くのが適当ではないかと考え、地図とネット上での情報をもとに検討した結果、

 @南町7丁目からの枝道を奥まで入り、末端の尾根に取り付く。

 A東町8丁目からの枝道を除雪最終点まで入り、そこから尾根に取り付く。

の2通りを候補としていましたが、たまたま先日小樽まで出向く用事があり、その際下見をしたところ、@は山頂までの距離は短いものの、その枝道が狭く終点にも駐車スペースが見当たらず、またやや尾根が急であること、反面Aは山頂までの距離はやや長く、まず東峰に登っていちどくだってから再び山頂(三角点)に登らなければならないが、東峰でも標高は1m低いだけで充分展望は楽しめそうなこと、除雪最終点には広めの駐車スペースがあること(2)から、今回はAのコースをたどることにしました。

 8時30分、仁木町東町緑ヶ丘の除雪最終点にあった駐車スペースに到着したところ、この一週間のうちにさらに奥まで除雪されており(3)、もしかするともっと奥にいい取り付きがあるではないかとも思い、少し車を進めてみるものの残念ながら林道は反対側へ向かっておりました。ちょっと地図を見ればわかることだったのですが、すでにザックの中にしまっていたため出すのを億劫がっていたのが失敗でした。10分ほどのロスです。

 さて、道路と反対側の尾根末端に取り付きます(4)。林道らしきものが少し奥までたどられていますが、地図上では沢の奥で消えていますのであてにはせず、ビニールハウスの骨組みのわきを登っていきます。しばらくはカラマツや低潅木の中のやや急な斜面を登ります。やや急な斜面といってもノーワックスの板でも時折ジグを切るくらいで充分楽に登ることができます。

 そのやや急な斜面も390mの三角点付近からは緩やかな斜面となり、木々も大きくなってきました。登り始めてからおおよそ1時間、標高500m付近に達するあたりで一休みです。時折余市岳とキロロスキー場が望まれますが、それら以外は木々にさえぎられて展望はあまりきかず、山頂ではどうなのか少し気になるところです。

 一休みのあと、取り付き直後と同じようなやや急な斜面を登ります。ひと登りで山頂のか肩に出、木々もまばらになり展望を期待しながら進みます。

 登り始めて1時間40分、東峰山頂です(5)。

 登っているあいだ少し気になった展望は全く問題なく、当初の期待通り。北は余市の町と日本海(6)、積丹方面の山々、稲穂峠から本倶登山への稜線とそのさらに先にそびえる羊蹄山とニセコ連峰など(7〜8)充分楽しめました。

 となりの本峰三角点も気になりました(9)。30分程度で行くことができそうですが、やはり標高が大して変わらないこともあり今回は見送りました。地図とここから見た目で判断すると、本峰へは赤井川側からここ東峰とのコルを経由するのがいいようで、次回、来シーズンあたりに狙ってみようと思います。

 さて30分ほど展望を堪能し、こんどは下山です。木々が多く下りのスキー楽しむことはできません。木々を避け細かいターンをしながらひょいと左手の林道におりたところ、。雪融けの沢の中ではフキノトウがならんで顔を出していました(2006.4.15着信)

 地図がガイドの山歩き・無雪期の大黒山

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