倶知安・714m峰(2009.4)
…倶知安・菅原さんからのメール
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1/25000地形図「赤井川」「瑞穂」
西條様。
おはようございます。倶知安町の菅原です。早速のご返信ありがとうございます。当方からも早速山行記お知らせいたします。
標高も714mとさして高くない山なのですが、倶知安町内はもちろん、羊蹄山やニセコアンヌプリをはじめとした付近の山々からいつも眺めることができ、そしてまた三角形の特徴ある山なので以前から気になっておりました(@)。
2年前の失敗をもとに、今回再挑戦です(A)。
前回はクトサン四号川沿いにルートを取ってしまい、結局偵察のみに終わってしまいましたので、今回は早々とその右岸沿いの尾根に狙いを定めます。ちょうど目指す尾根から1本比較的傾斜のゆるそうな支尾根が出ており、それに取り付きます(B)。
振り返ると羊蹄山も望むことができます(C)。
今日は快晴、春独特の霞、もやもまったくといっていいほどなく、途中や山頂からの眺望はかなり期待できそうです。ひと登りで尾根上に出、目指す山頂も視界に入ってきます(DE)。
さして傾斜も強くない尾根を進むと、多分345m三角点付近で地図にはない林道が横切り(F)、トド松の植林帯となります(G)。振り返るとその間から羊蹄山を再び望むことができます(H)。
時折傾斜のきつくなるところもありますが、ノーワックスの板で充分こなすことが可能です。標高434mのポコを巻くように進むと緩い下りとなり、今度は地図上に記載がある林道を横切ります(I)。西の方向に目をやるとニセコ連峰を望むことが
できます(J)。
このあたりからちらほらスノモのトラックも出てきますが、幸いなことに今日はそのエンジン音もなく静かで快適です。そのあと大きな送電線の下を過ぎ、標高500mのポコを二つ超えると40〜50mの急な下り、そこからほぼ最後の登りということになります。
そこを登ってしまうと目指す山頂がかなり近くに迫り、ふもとから見るものとは少し違う感じもします(KL)。ほかの山々の展望も広がり、山頂でのパノラマに期待が膨らみます。
北側から巻くように山頂へ。まだまだ雪が多く三角点は確認できませんでしたが、とにかく360度の大眺望です(M以降)。
羊蹄山、ニセコ連峰はもちろんのこと、余市〜無意根、同じ並びの三角山、銀山、そして以前ご一緒した八内岳やその先の積丹山塊まで、実にすばらしい眺望です。
先シーズンと今シーズンはなかなか春山で満足できるものがなかっただけに、今回は天気も大当たりだったこともあり、大満足ののツアーでした。
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■菅原@倶知安さん、久々の投稿、ありがとうございました。714m峰の眺望、実に素晴らしいですね。近くの三角山も大変に展望の良い山でしたが、この山は格別ですね。2年越しの計画達成、おめでとうございました。(2009.4.17
管理人)