リビラ山(1291m)
|
![]() |
1/25000地形図 貫気別山
苔むした様子は日本庭園のよう |
西峰に突然現れた頂上標識 |
北西面直登沢出合は滝となっている |
沢の中は明るく、気持がよい |
リビラ山、フランス風の洒落た山名である。リビラ川の水源の山であり、漢字では里平と書く。貫気別岳・ピウ岳と共に日高山脈の主稜線から少し離れた位置にあり、新冠湖を挟んで北日高の山々の格好な展望台でもある。10年ほど前に一度訪れたが、当時はあまり話題にも上がらぬ山域で、所属していた山岳会の中でも、関心を示す者はほとんどいなかった。最近では登山ブームの影響か、ホームページ上でもしばしば見かけるようになった。
【登山道】
今回訪れて一番驚いたのは、登山道が開削されていたことであった。100名山ブームのあおりか、最近では“一村一名山”の時代に突入した気配さえ感じさせる。地元門別町の最高峰でもあり、特別の思い入れがあるのかもしれない。ただし、頂上の標識を間違った地点に設置したのは何ともいただけない。頂上を何処に決めようが設置者の勝手かもしれないが、西峰に設置した標識に1291mと記載したのは間違いであり、1291m地点はもう少し奥の東峰である。設置は1週間前の9月28日と記されていた。遠くない将来“夏山ガイド”にも登場することだろう。
※登山道ルートにはsakag氏(「一人歩きの北海道100名山」管理人)が翌週に訪れている。けっこう厳しく、林道その他の状況については下調べが必要である。詳しくはこちらから・・・
【参考コースタイム】
【メンバー】saijyo、チロロ2