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    羅臼(2009.9.8〜9)

              …米沢さんからのメール

 
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1/25000地形図「知床五湖」

雨上がりの知床峠

ウトロ港オロンコ岩から知床連山

■ 9/8〜9 知床岳の予定でしたが北海道で今まで経験したことの無い激しい雨風に見舞われて相泊で待機しましたが午前中雨は止まず、観音岩を越えてウナキベツ分岐までとしました。台風や低気圧の影響で海は荒れ模様でしたが国後島が波をブロックして心配していた程では無かったです。強い雨降りで観音岩の手前の岩壁からの落石が心配でした。ウナキベツ分岐からは踏み跡どころか立派な登山道が在りました。10月に再挑戦したいです。

■ 9日は3時の飛行機に間に合うように羅臼岳夏道登山としました。
長雨のせいか極楽平のダケカンバは苔が付いて幹の肌も弱っている様子でした。絶滅が心配です。大沢上部はまだ雪渓が残っていました。大沢の登山道で雨で洗われた熊の糞が二カ所確認しました。草の繊維とおびただしい数の種で構成されていました。おそらく極楽平一帯のナナカマドの実と大沢の豊富な柔らかい野草を食べているのではと思われます。お天気の良い日は羅臼岳は平日でも人が絶える事は無いですが早朝や日没後は要注意です。

■ 羅臼平は大阪の真冬以上の寒さで震え上がりました。気温2〜3℃、風速15〜20m/sはありました。山頂の看板撮影は飛ばされそうで怖かったです。
溶岩ドームの岩は地衣類で黄色くなっていました。山頂までは新たに地衣類と同じ黄色の矢印に導かれて非常に登り易くなっていました。
10/6〜7なんとか好天を期待したいです。

【行動記録】

  9/8  11:00 相泊 → 12:30 ウナキベツ分岐 → 14:00 相泊
9/9  5:45 岩尾別温泉 → 8:20〜9:00 羅臼岳 → 11:10 岩尾別温泉


 

 

 

 

羅臼岳山頂 

山頂溶岩ドーム

山頂直下より三峰、サシルイ岳

大沢の雪渓 

岩尾別より羅臼岳、三峰、サシルイ岳

エゾノコザクラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

知床岳は残念でした。来月こそ天候が安定し、最果てのピークへ到達できるようお祈りしています。私もそろそろ羅臼岳や知床岳を考えねば・・・と思っています。

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