芦別岳

稚内が桜開花した5/14月曜、芦別岳に登ってきました。本谷雪渓を登る計画でしたが、ユーフレ小屋付近で地形図を紛失して間違えて熊の沼沢に入り込んでしまいました。道標が雪の上に出ていましたので矢印の方向に進んでしまいました。

ゲートから夫婦岩目印に登ってきましたが、いつの間にか形の違う屏風岩に入れ替わっていました。午後の雪渓は潜ってきつかったです。傾斜が最大になるとシュルントが開いて滝の頭が出現しました。シュルントは開いたばかりでしっかりして底も岩と隙間が小さく、中に降りて雪と岩に足を突っ張って木の枝を掴まって突破しました。狭い沢で雪崩が来たら避けられない危険を感じました。滝を越えると明るくなって傾斜は落ちて右手に屏風岩が迫力を増してきました。

山頂は南側にあるとばかり思って稜線の左手のピークに上がりましたが山頂は遥か上でがっかりしました。半面山のピークでした。山頂まで一時間を要しました。山頂からの眺望は見事でした。まだ周りの山の名前が分かりませんでした。

下りは覚太郎新道に入り込んで登り返したり、雪→登山道→雪と数回藪に突っ込んでヒドい目に遭いました。間違いは全て左側に逸れたものでした。なんとか足元の見えるうちに雪の斜面は終わってヘッドランプ頼りに新道を下りました。

山部～金山～占冠の桜が満開できれいでした。

※夫婦岩以外の沢や岩、山の名称は後で調べて分かったものです。下調べしないで入山したのが間違いのもとでした。(続く)

【行動記録】

5/14 12:00鹿柵→13:40ユーフレ小屋→16:10半面山→17:10～17:30芦別岳→20:00新道登山口